「契約書」カテゴリーアーカイブ
適用法(準拠法)
国際契約を行う場合、訴訟後の裁判がどこで行われるか(どこの国や州の法律で裁かれるか)というのは、同じ事象であっても判決結果を左右するとても重要なポイントです。どういう法律に基づいてその契約書の内容や事項が裁かれるかという… 続きを読む »
紛争解決手段としての「仲裁条項」
英文契約書には仲裁条項を含めるのが一般的です。契約書を取り交わした相手と契約内容について紛争となった際、当事者同士が自らの正当性を主張し妥協点が見いだせない場合があります。国内の企業同士の紛争であれば裁判所で争いますが、… 続きを読む »
ライセンス契約とOEM契約
海外メーカ―と商取引を行い製品製造を委託し、日本国内でその製品を販売する場合、大きく分けて契約の結び方はライセンス契約とOEM契約の二通りがあります。 [ライセンス契約] 例えば、メーカーが海外一流ブランドの場合、そのブ… 続きを読む »
買収予防策としてのポイズン・ピル
米国では敵対的買収の対応策として「ポイズン・ピル(毒薬条項)」を多くの企業が導入しています。ポイズン・ピルは、自社が敵対的買収者から買収を仕掛けられた場合に備えて、時価よりも安く新株を取得できる新株引受権をあらかじめ既存… 続きを読む »
「In Witness Whereof 」について
契約書の末尾に「In Witness Whereof, ……. 」と書式の文章が入ることが一般的です。これは「その(上記の)証として …..」という意味の英文契約書では定型のスタイルで… 続きを読む »
禁反言の法理
「禁反言」とは、自己による言動や記載(表示)によって、それらを事実と信じてそれらを前提に行動した相手に対し、それらをの言動や記載(表示)した者はそれらが虚偽であったと主張したり、それらと矛盾するような客観的な真実を主張す… 続きを読む »
説明条項(whereas clause)について
英文契約書の特徴の一つとして前文に「説明条項(whereas clause)」という項目があります。契約当事者が契約締結に至るまでの経緯や契約の意図など、契約全体の概要や背景を説明している箇所です。英文契約書では前文に相… 続きを読む »
letter of intent(LOI)について
正式な売買契約を「sales agreement」や「sales contract」と表記しますが、正式な契約を結ぶ前の途中段階で、一方の当事者が他方の当事者へある条件を表明し今後その条件をもとに契約締結向けて交渉を進め… 続きを読む »